← 固定費・節約一覧

固定費・節約

賃貸の初期費用を安くする|仲介会社の相見積もりで上乗せを避ける4ステップ

固定費住居費賃貸初期費用仲介手数料
賃貸の初期費用を安くする|仲介会社の相見積もりで上乗せを避ける4ステップ
賃貸の初期費用が気になるUU前回は、お金が残る家賃を先に決めたよね。予算内の部屋を見つけたら、すぐ申し込んでいい?
見積もりを確認するKKその前に、初期費用の見積もりを比べよう。同じ部屋でも、窓口にする仲介会社で金額が変わることがあるよ。
驚くUU同じ部屋なのに? 家賃も敷金・礼金も同じじゃないの?
違いを説明するKK貸主が決める条件は同じでも、仲介手数料や事務費、オプションが違う場合がある。見積書だけ、家具付きならぬ費用付きになっていることも。
小さく突っ込むUU家具は欲しいけど、謎の費用はいらないね。
落ち着いて答えるKKだから、内見を頼む前に2〜3社へ同じ条件で概算見積もりをお願いする。安さだけでなく、説明が分かりやすい会社を選ぼう。

固定費削減 第4弾・住居費編 ④

よりみちFIREへようこそ。FIREまで、今日も寄り道しながら考えていきます。

前回は、「払える家賃」ではなく「お金が残る家賃」を決める方法を整理しました。

今回は、その予算で物件を探すときの初期費用です。

最初に答え内見の前に、同じ条件で2〜3社へ概算見積もりを頼む一番安いだけでなく、内訳と説明が明確な会社へ内見をお願いします。

賃貸を安く借りる4ステップ

賃貸物件を探してから見積もりを比べ契約前に確認する流れを見るKとUの水彩イラスト

探す → 比べる → 内見する → 最終確認申し込んでからではなく、仲介会社を選ぶ前に比べる
  1. 1ネットで物件を探す物件名、部屋番号、入居希望日を控える
  2. 22〜3社へ概算見積もりを頼む同じ条件を送り、仲介手数料と初期費用の内訳を比べる
  3. 3安くて説明が明確な会社へ内見を頼む総額だけでなく、質問への答え方も見る
  4. 4気に入ったら正式な見積書を確認する不要なオプションや説明のない費用があれば、契約前に質問する
相見積もりを面倒に感じるUU2〜3社に同じことを聞くの、ちょっと面倒だね。
相見積もりの効果を伝えるKK問い合わせ文はコピペでいいよ。30分の比較で数万円変わるなら、時給はかなり優秀。

同じ物件を複数の仲介会社が扱っているとは限りません。空室状況も動くため、問い合わせ時に現在紹介できるかも確認します。

同じ部屋でも、見積もりは同じとは限らない

同じ賃貸物件の二つの見積もりと費用差を比べるKとUの水彩イラスト

部屋が同じでも、仲介会社の費用は変わる貸主の条件と、仲介会社が設定する費用を分けて見る
仲介会社で差が出やすい仲介手数料事務費・書類作成費消毒・サポートなど
契約条件を確認する敷金・礼金・家賃保証会社鍵・保険・清掃

敷金・礼金や家賃は、基本的に貸主側の募集条件です。同じ部屋なら、仲介会社を変えただけで必ず下がるわけではありません。

一方、仲介手数料や任意オプションは、会社ごとの差が出やすい部分です。

仲介手数料は「原則0.55か月分」を知っておく

居住用賃貸の仲介手数料は、借主が仲介を依頼した時点で事前に承諾していなければ、借主分は家賃の0.55か月分以内(税込)が原則です。

ただし、借主が事前に承諾した場合は、借主から1.1か月分以内(税込)を受け取ることができます。貸主と借主から受け取る合計も、原則1.1か月分以内です。

家賃10万円の例

0.55か月分5万5,000円

1.1か月分11万円

差額は5万5,000円いずれも税込。事前承諾などの条件により上限が変わります。
仲介手数料の差に驚くUU家賃10万円なら、仲介手数料だけで5万5,000円も差が出るんだ。
確認方法を説明するKKそう。問い合わせの最初に「借主側の仲介手数料はいくらですか」と聞こう。1.1か月分が直ちに違法という意味ではないから、事前承諾と内訳を確認して選ぶんだ。

初期費用は、3つに分けて確認する

賃貸契約の見積書を虫眼鏡で一項目ずつ確認するKとUの水彩イラスト

総額より先に、何の費用かを見る外せる・比べる・貸主に相談するの3つに分ける
外せるか聞く

仲介会社の費用

  • 仲介手数料
  • 書類作成・事務手数料
  • 消毒、害虫対策、サポート
何の作業か、必須か、仲介手数料と重複しないかを確認。
条件と総額を比べる

契約ごとに違う費用

  • 保証会社の初回・更新料
  • 鍵交換費
  • 火災保険
  • 退去時クリーニング
一律の相場で決めつけず、金額・時期・更新費まで比べる。
貸主へ相談する

物件そのものの条件

  • 家賃、管理費
  • 敷金・礼金
  • 入居日、フリーレント
希望は伝えられますが、必ず下がるものではありません。

書類作成費や事務手数料は、すべてが自動的に違法とは言い切れません。

だからこそ、何の作業に対する費用かを聞きます。説明が曖昧だったり、仲介手数料と同じ仕事に見えたりするなら、外せるか相談するか、別の会社を選びます。

火災保険も、必要な補償を満たせば自分で選べる契約があります。ただし物件指定や条件があるため、契約前に必要な補償額と持ち込みの可否を確認します。

鍵交換費やクリーニング費は、特約に明記されていれば借主負担になる場合があります。「全部断る」ではなく、契約書にあるか、いつ何を行うか、金額はいくらかを見ます。

交渉は、強く言うより具体的に聞く

賃貸契約へ署名する前に見積もりについて丁寧に質問するKとUの水彩イラスト

契約前なら、聞けることがある感情ではなく、見積もりと希望額を根拠に相談する

仲介手数料「借主側は0.55か月分以内でお願いできますか」

事務費・オプション「必須ですか。作業内容と外した場合を教えてください」

家賃・礼金「近隣相場を見ました。総額が○円以内なら申し込みたいです」

値下げ交渉に不安を感じるUU「高いから下げて」って強く言わないと負けそう。
丁寧な交渉を伝えるKK勝ち負けじゃないよ。金額、作業内容、必須かどうかを聞く。説明に納得できなければ、その会社で契約しない選択もある。
納得するUU値切り大会じゃなくて、納得できる契約を選ぶんだね。

そのまま使える相見積もりの依頼文

問い合わせ例

「○○マンション○号室を検討しています。入居希望日は○月○日です。仲介手数料、保証会社、火災保険、鍵交換、クリーニング、その他オプションを分けた初期費用の概算見積もりをお願いします。任意の項目も分かるようにしてください。」

同じ文章を2〜3社へ送り、次の項目を一枚に並べます。

比較する項目仲介手数料保証会社の初回・更新料火災保険鍵交換清掃オプション初期費用の合計

安さだけで決めず、質問へ具体的に答えてくれるかも見てください。

まとめ

賃貸の初期費用は、「そんなものか」と一社だけで決めると比べられません。

物件を探し、同じ条件で見積もりを取り、内訳を確認してから内見する。

面倒でも、相見積もりが一番効きます。

私たちが家族や友人へ伝えるなら、強く値切ることより、分からない費用を契約前に聞くことを勧めます。

同じ部屋なら、納得できる窓口から借りる。比べるひと手間が、数万円と安心を残します。
次の一歩同じ物件の見積もりを2社へ頼む
次の一歩を決めたUU同じ部屋で、もう一社にも同じ条件の見積もりを頼んでみる。
行動を後押しするKK強く値切らなくていい。内訳を並べるだけで、不要な上乗せに気づけるよ。

今日も、FIREまで寄り道しながら。自分たちの選択肢を、一つずつ増やしていきます。

この記事は2026年8月24日時点の一般的な情報と、私たちの考えです。居住用賃貸の仲介手数料は、国土交通省「宅地建物取引業者が受けることのできる報酬額」と「宅地建物取引業法の解釈・運用」を参照しました。鍵交換やクリーニング等の特約は、国土交通省の「賃貸住宅の入居・退去時の留意点」「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」もご確認ください。実際の費用と必須条件は物件・契約で異なります。重要事項説明書と契約書を確認し、当サイトの免責事項もご覧ください。